この話題、年明けに書くか、年内に書くか迷ったのだが、明るい話題の少なかった2024年を後味よく締めるために、年内に書くことにした。12月26日に東京・神保町の学士会館で開催された「公開シンポジウム 路上観察よ いつまで […]
2024年12月
前回の日曜コラムで「これからの超高層ビルは、“足下のオープンスペースの魅力”(=規定演技)と、“ビルそのものの魅力“(=自由演技)の2段階で評価してはどうか」と書いた。「実例は後編で」と結んだので、「巨大建築論争から5 […]
「VILLA COUCOU(ヴィラ・クゥクゥ)」は、戦後にパリのル・コルビュジエのアトリエで修業して帰国した建築家の吉阪隆正(1917~1980年、早稲田大学名誉教授)が設計した住宅だ。1957年、東京都渋谷区西原に完 […]
ヒント:設計者は箱根芦ノ湖でもこれに似た円形のホテルを設計しています。
玉川上水といえば、江戸の町に飲み水を供給するライフラインとして、玉川兄弟が主導して7カ月強で約43kmを開削したことで知られる。東京都渋谷区では40年ほど前、すでに暗きょ化されていた玉川上水旧水路を緑道に整備した。この […]
建築家の谷口吉生氏が12月16日午前5時11分、肺炎のため死去した、と日本経済新聞などが報じた。享年87歳。 本サイトをよくご覧の方はご存じのように、筆者(宮沢洋)は“谷口吉生ファン”を公言してきた。つい先日も、カー […]
一般の人が“名建築”として思い浮かべる建物は、いわゆるアトリエ系建築家が設計したものとは限らない。大組織に属する設計者がチームで実現した建築にも、世に知ってほしい物語がある。大成建設が設計を手掛けた名作・近作をリポートす […]
ヒント:戦後日本最注目のコンペは「師弟対決」としても話題を集めました。
一般の人が“名建築”として思い浮かべる建物は、いわゆるアトリエ系建築家が設計したものとは限らない。大組織に属する設計者がチームで実現した建築にも、世に知ってほしい物語がある。大成建設が設計を手掛けた名作・近作をリポートす […]
このテーマは、今年の夏ごろから「早く書かなきゃ」と思っていたのだが、年末ぎりぎりになってしまった。でも、論争は1年ほど続いたので、それも含めて50年ということで許していただきたい。何の論争から50年かというと、建築評論 […]