リレー連載「海外4都・建築見どころ案内」:ブラジル・リオ×藤井勇人氏その3、リオの巨大工場を無理ないコンバージョンでアートの中心地に

藤井勇人氏担当の最後となる今回は、ブラジル・リオデジャネイロで最もホットなアートの中心地を取材してもらった。湾岸再開発エリアに立つかつての工場を、時間をかけて徐々にコンバージョンしている「ベリンギ工場」だ。アーティストや […]

倉方俊輔連載「ポストモダニズムの歴史」08:長谷川逸子と伊東豊雄の距離<4>「第1期の総集編」と伊東自身が位置づけた「笠間の家」

 1977〜81年の建築を特徴づけているのは「表層」である。それ以前には等閑視されてきたこの対象に、多くの建築家が目を向けた。  「表層」とは、どのようなものなのだろう? 1972年に美術批評家の宮川淳は、それが「ほとん […]