本日1月30日午後に2023年度JIA日本建築大賞の最終審査が公開で行われ、「52間の縁側」(山﨑健太郎:山﨑健太郎デザインワークショップ))が大賞に選ばれた。「52間の縁側」は、建築では14年ぶりとなるグッドデザイン […]
建築
「MUFG PARK」のことを知ったのは、昨年6月、TBSのニュース報道だったと思う。 以下、TBS「NEWS DIG」2023年6月25日の記事からの引用だ(太字部)。 金融機関として初の取り組みです。三菱UFJ […]
一般の人が“名建築”として思い浮かべる建物は、いわゆるアトリエ系建築家が設計したものとは限らない。大組織に属する設計者がチームで実現した名建築にも、広く知ってほしい物語がある。本連載では、大成建設設計本部の協力を得て、個 […]
では、「平和な時代の野武士達」が当時の建築界に与えた影響は、どのようなものだっただろうか。 まず、前回に述べたように、その内容は1941年生まれの安藤忠雄や伊東豊雄を論じたものではない。扱われている建築家は、1937 […]
2023年4月に始まったこの連載では、日本の建築史の中に「表層期」を発見した。1977〜81年の建築の実作と言説は「表層」への着目によって特徴づけられる。 具体的な考察はまだ終えていないが、ここまでに明らかになったこ […]
ル・コルビュジエが日本で実現した唯一の建築である「国立西洋美術館」(1959年竣工)。1995年の阪神・淡路大震災を機に、同館では地震対策の見直しが行われた。その対策がもし従来の耐震補強工事であったら、おそらく2016 […]
先日、隈研吾氏に会ったとき、「巨匠とか大家とか呼ばれるのが大嫌い」と話していた。そのことは隈氏の近著『日本の建築』(岩波新書、2023年11月刊)にも、マスコミから「和の大家」と呼ばれるようになったことが執筆のきっかけ […]
本連載の最後となる都市はスペイン・バルセロナだ。長らく現地に在住していた小塙芳秀氏(現・芝浦工業大学建築学部准教授)に注目スポットを案内してもらう。バルセロナは、1992年のオリンピックを契機に数々の注目建築が建てられた […]
鉄道高架橋の下に、都市の余白を活用して建てられる高架下建築。新連載「高架下建築図鑑」では、鮮やかな水彩イラストが人気の遠藤慧さんとともに、その魅力と奥深さをひもとく。技術の進歩により鉄道高架橋の構造が煉瓦造アーチ式から鉄 […]
TOTOギャラリー・間(東京都港区)で、能作文徳氏と常山未央氏の展覧会「都市菌(としきのこ)――複数種の網目としての建築」が1月18日(木)から始まる。会期は3月24日(日)まで。開幕前日の1月17日に行われたプレス内 […]