リレー連載「海外4都・建築見どころ案内」:米ニューヨーク×日江井恵介氏その3、ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計でかつての発電所をアーティストの制作拠点に

米国ニューヨークの最後は、1904年に完成した発電所のコンバージョンだ。2000年代初頭には若者や地元のグラフィティアーティストが占領していた場所で、その落書きのような壁画を生かし、地元のアーティストの拠点としてよみがえ […]

越境連載「愛の名住宅図鑑」04:「ヨドコウ迎賓館」(1924年)、フランク・ロイド・ライトゆえの愛の表現 “川のような段状空間”

 「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」を設計したのは20世紀建築界の大巨匠、フランク・ロイド・ライト(1867~1959年)だ。前回、ウイリアム・メレル・ヴォーリズについて「愛が最も似合う建築家」と書いたが、ライトは、「才 […]

建築の愛し方18:「名古屋渋ビル手帖」最新号発売、今後も「そこにビルがある限り」──謡口志保氏と寺嶋梨里氏

 「中産連ビル」の記事の最後で「取材に行きます」と予告していた「名古屋渋ビル研究会」に、約束どおり話を聞きに行ってきた。  研究会といってもメンバーは2人。謡口(うたぐち)志保氏と寺嶋梨里氏だ。たった2人?とあなどるなか […]