米国ニューヨークの最後は、1904年に完成した発電所のコンバージョンだ。2000年代初頭には若者や地元のグラフィティアーティストが占領していた場所で、その落書きのような壁画を生かし、地元のアーティストの拠点としてよみがえ […]
建築
彰国社から宮沢洋の新刊『画文でわかる 建築超入門[歴史と創造]』が発刊される。クリスマスには書店に並ぶ見込みだ。 構想5年。脱サラする前から、いつか書きたいと考えていたテーマの本。それは、「建築を自ら楽しめるようにな […]
佐賀県が文化施設への転用を目指していた「市村記念体育館」(設計:坂倉準三、1963年竣工)の施工入札が不成立となり、11月24日、県知事が「凍結」を表明した。
11月26日にオープンした伊東豊雄氏の新作「茨木市文化・子育て複合施設 おにクル」を見てきた。人づてに何やらすごいものができたと聞いていたのだが、オープンして2週間たっても建築的な情報がほとんど流れてこない。ならばBU […]
建築家の乾久美子氏と事務所スタッフが輪番で執筆する本連載。第9回はスタッフの川又修平氏が観察する。テーマは「ねれる(寝られる)公共」。公共空間のなかで「ねる」ことは、そもそも逸脱をはらんでいる。なぜこうした逸脱が生まれる […]
「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」を設計したのは20世紀建築界の大巨匠、フランク・ロイド・ライト(1867~1959年)だ。前回、ウイリアム・メレル・ヴォーリズについて「愛が最も似合う建築家」と書いたが、ライトは、「才 […]
今年の話題作は今年のうちに、ということで、北海道北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」を見てきた。野球ファンには、施設の核となる球場名「エスコンフィールドHOKKAIDO」の方が伝わりやすいだろうか。球場の公式サイ […]
何が建築を生み出すのか? 何が単なる「建物」と「建築」とを分けるのか? こうした途方もなく難しい問いに対しては、唯一の正しい答えという「ゴール」を探すことよりも、その問いについて考える「プロセス」自体が大切なのではな […]
「旭川市庁舎、3年後には解体か」という記事を書いてから、ちょうど3年たった。 3年前に書いた記事はこれ↓だ。
「中産連ビル」の記事の最後で「取材に行きます」と予告していた「名古屋渋ビル研究会」に、約束どおり話を聞きに行ってきた。 研究会といってもメンバーは2人。謡口(うたぐち)志保氏と寺嶋梨里氏だ。たった2人?とあなどるなか […]