日曜コラム洋々亭51:ポンピドゥーセンターで開催中のノーマン・フォスター展と2018年の安藤忠雄展を重ねると見えるもの

 パリのポンピドゥー・センターは大規模な改修工事のために2025年末から約5年間の休館を予定している。工事前にもう一度写真を撮りに行こうと調べていたら、筆者(宮沢)の訪仏中にちょうどノーマン・フォスター展をやっていること […]

日曜コラム洋々亭46:永山祐子氏が大阪・関西万博「ウーマンズ パビリオン」で挑む「アップサイクル建築」の可能性

 「編集」の仕事をしていると、それまで明確に意識していなかった複数の事象が、ビビビッと電気が流れるようにつながる瞬間がある。それは編集の仕事の醍醐味というか、快楽であって、そのかなり大きなビビビッがつい先日、建築家の永山 […]

日曜コラム洋々亭43:活用へと進み出した坂倉準三・伊賀市旧庁舎の写真を見ながら、解体決定した羽島市庁舎との差を考える(後編)

 坂倉準三の初期の代表作の1つ、羽島市旧庁舎(1959年竣工)の解体が決定したと前回書いた。2022年は中銀カプセルタワーが消え、東京海上ビルの解体が始まり…と、そんな悲報ばかり書いてきたが、唯一「良かった!」と言えるニ […]