パリのポンピドゥー・センターは大規模な改修工事のために2025年末から約5年間の休館を予定している。工事前にもう一度写真を撮りに行こうと調べていたら、筆者(宮沢)の訪仏中にちょうどノーマン・フォスター展をやっていること […]
日曜コラム洋々亭
記念すべき50回目となる今回の日曜コラムは、“ペンの力”について書きたい。 文化審議会(佐藤信会長)は、6月23日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、8件の建造物を重要文化財に新規に指定すること […]
今年4月に亡くなった野沢正光氏の代表作の1つである「いわむらかずお絵本の丘美術館」を見てきた。完成したのは四半世紀前の1998年。恥ずかしながら初見である。場所は栃木県那須郡那珂川町(旧馬頭町)。同じ日に見た隈研吾氏の […]
独立してから初めて、国の有識者会議を見に行った。文化庁が設置した「建築文化に関する検討会議」第3回だ。 ■建築文化に関する検討会議(第3回) 日 時:令和5年5月25日(木) 10:00~12:00 場 所:日本芸術院 […]
「シンポジウム追悼 磯崎新 思考の建築」と題したトークイベントが3月19日(日)に、磯崎新氏の代表作であるつくばセンタービルのノバホールで開催された。年が明けてからすっかり磯崎熱が高まっている筆者(宮沢)は、登壇メンバ […]
「編集」の仕事をしていると、それまで明確に意識していなかった複数の事象が、ビビビッと電気が流れるようにつながる瞬間がある。それは編集の仕事の醍醐味というか、快楽であって、そのかなり大きなビビビッがつい先日、建築家の永山 […]
「船の体育館 再生の会」(旧香川県立体育館保存の会、代表は一級建築士の河西範幸氏)は2023年2月24日、同会のウェブサイト上で「幻の船の体育館再生計画」を公表した(こちら)。今年2月7日に香川県が 旧香川県立体育館の […]
『週刊朝日』が2023年5月いっぱいで休刊することが発表された。1922年創刊で、今年101年目の老舗週刊誌。といっても、紙の雑誌市場の縮小ぶりは出版業界以外の人も感じていると思うので、それほど驚かないのかもしれない。 […]
坂倉準三の初期の代表作の1つ、羽島市旧庁舎(1959年竣工)の解体が決定したと前回書いた。2022年は中銀カプセルタワーが消え、東京海上ビルの解体が始まり…と、そんな悲報ばかり書いてきたが、唯一「良かった!」と言えるニ […]
当サイトで何度か伝えてきた羽島市旧庁舎(設計:坂倉準三、1959年竣工)が解体となることが12月9日に正式発表された。今年8月22日~9月30日まで、民間事業者から利活用の提案を募集していたが、解体するとの結論を市のサ […]