「編集」の仕事をしていると、それまで明確に意識していなかった複数の事象が、ビビビッと電気が流れるようにつながる瞬間がある。それは編集の仕事の醍醐味というか、快楽であって、そのかなり大きなビビビッがつい先日、建築家の永山 […]
日曜コラム洋々亭
「船の体育館 再生の会」(旧香川県立体育館保存の会、代表は一級建築士の河西範幸氏)は2023年2月24日、同会のウェブサイト上で「幻の船の体育館再生計画」を公表した(こちら)。今年2月7日に香川県が 旧香川県立体育館の […]
『週刊朝日』が2023年5月いっぱいで休刊することが発表された。1922年創刊で、今年101年目の老舗週刊誌。といっても、紙の雑誌市場の縮小ぶりは出版業界以外の人も感じていると思うので、それほど驚かないのかもしれない。 […]
坂倉準三の初期の代表作の1つ、羽島市旧庁舎(1959年竣工)の解体が決定したと前回書いた。2022年は中銀カプセルタワーが消え、東京海上ビルの解体が始まり…と、そんな悲報ばかり書いてきたが、唯一「良かった!」と言えるニ […]
当サイトで何度か伝えてきた羽島市旧庁舎(設計:坂倉準三、1959年竣工)が解体となることが12月9日に正式発表された。今年8月22日~9月30日まで、民間事業者から利活用の提案を募集していたが、解体するとの結論を市のサ […]
「東京海上ビルディングを愛し、その存続を願う会」(発起人代表:奥村珪一)が実施した「東京海上ビルディング『存続のアイデア』募集」の応募作が、四谷のMIDビル(前川建築設計事務所の自社ビル)で展示されるというので、9月1 […]
感染者数は高止まりが続いているが、今年の夏休みはどうやら大きな行動制限はなしで過ごせそうだ。この2年間、全く耳にしなかった、子どもたちを集める建築イベントも耳にするようになり、その2つに行ってみた。
香川県は旧香川県立体育館(設計:丹下健三、1964年)の利活用について、民間事業者から提案を募るサウンディング型市場調査の結果を1月17日に公表した。 1カ月も前の話をなぜ今書くか、というと、古巣の日経クロステックの […]
今回の「洋々亭」は最近、私(宮沢)が刺激を受けた2冊を紹介したい。
今回は「祇園閣」の話からスタートするが、本当に書きたいのは、建築よりも「銘板」の話である。