建築キャラ×旅:埼玉「角川武蔵野ミュージアム」──山も動かす「ダイダラ」【アフター・ポストモダン編10】

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文化庁の「建築文化フェロー」である宮沢洋が架空の建築キャラクターで地方都市の建築ツーリズムを勝手に盛り上げる本企画。【アフター・ポストモダン編】では、バブル崩壊以降に竣工した建築を北から南へと応援していく(原則、各県1建築)。第10回は、埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」。提案するキャラクターは「ダイダラ」。

(イラスト・写真:宮沢洋)

■キャラクター概要
名前:ダイダラ
住まい:角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市)
チャームポイント:全身ゴツゴツのマッチョな肉体
性格:泰然自若/多角的にものを見る/無口/いざというときには山も動かす怪力

■建築データ
名称:ところざわサクラタウン
所在地:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
デザイン監修:隈研吾建築都市設計事務所
設計・施工:鹿島
竣工年:2020年
特徴・経緯など:角川武蔵野ミュージアムは、埼玉県・東所沢駅(JR武蔵野線)から北西に10分ほど歩いた「ところざわサクラタウン」の一角にある。グランドオープンは2020年11月。ところざわサクラタウンは、KADOKAWAが運営する書籍製造・物流工場やオフィス、ホテル、ショップ、神社、角川武蔵野ミュージアムなどから成る発信拠点。約4万m2の敷地には、以前、所沢市の浄化センターがあった。角川武蔵野ミュージアムの外観は約2万枚の石で覆われている。「人為的な操作を排した、自然がつくったような形にしたい」という隈研吾氏の意図で、不整形な61面体になった。ゴツゴツとしたその造形は、施設のある「武蔵野」に伝わる巨人伝説「ダイダラボッチ」を連想させる。

施設の方へ:このキャラクターがお気に召しましたら、どうぞご自由にお使いください!(宮沢洋)

まとめページはこちら↓。毎週水曜日に新作を発表していく予定です。