文化庁の「建築文化フェロー」である宮沢洋が架空の建築キャラクターで地方都市の建築ツーリズムを勝手に盛り上げる本企画。【アフター・ポストモダン編】では、バブル崩壊以降に竣工した建築を北から南へと応援していく(原則、各県1建築)。第13回は、神奈川県横須賀市の「横須賀美術館」。提案するキャラクターは「カド丸」。

■キャラクター概要
名前:カド丸
住まい:横須賀美術館(神奈川県横須賀市)
チャームポイント:透明感のあるフェイスカバー越しに見えるまん丸な顔
性格:クールと言われがち/心はまろやか/備えは二重にしたい/海が好き

■建築データ
名称:横須賀美術館
所在地:神奈川県横須賀市鴨居4-1
設計:山本理顕設計工場
施工:鹿島建設
竣工年:2006年(開館は2007年)
特徴・経緯など:山本理顕氏の設計で2007年に開館した横須賀市の美術館。建築案ではなく実績や面接で選ぶQBS(資質評価)方式によって行い、山本理顕設計工場が選ばれた。地形と建物を一体化させるため、ボリュームの約半分を地下に埋めた。展示棟は、外皮と内皮のダブルスキン(二重皮膜)で覆われる。外皮はサビや経年劣化が少ないガラス。内皮は溶接した鉄板を用いた滑らかな1枚の殻で全体を包み、そこに開けられた穴の大きさや数で光の量を調整した。山本氏は2024年にプリツカー賞を受賞した。









施設の方へ:このキャラクターがお気に召しましたら、どうぞご自由にお使いください!(宮沢洋)
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