建築キャラ×旅:石川「鈴木大拙館」──考えることが楽しい「モンドウ」【アフター・ポストモダン編16】

Pocket

文化庁の「建築文化フェロー」である宮沢洋が架空の建築キャラクターで地方都市の建築ツーリズムを勝手に盛り上げる本企画。【アフター・ポストモダン編】では、バブル崩壊以降に竣工した建築を北から南へと応援していく(原則、各県1建築)。第16回は、石川県金沢市の「鈴木大拙館」。提案するキャラクターは「モンドウ」。

(イラスト・写真:宮沢洋)

■キャラクター概要
名前:モンドウ
住まい:鈴木大拙館(石川県金沢市)
チャームポイント:色に染まらず、どちらにも偏らない頭のデザイン
性格:考えるのが好き/常識に染まらない/土着的に見えて実は国際派/モノトーンが好み

■建築データ
名称:鈴木大拙館 
所在地:石川県金沢市本多町3-4-20
設計:谷口建築設計研究所
施工:清水・豊蔵特定建設工事共同企業体
竣工年:2011年
特徴・経緯など:「ZEN(禅)」を世界に広めた仏教哲学者、鈴木大拙の考えや足跡を伝える資料館。鈴木大拙は論理を超えた禅問答の具体例を解説し、「禅の悟り」へと導いた。この施設は、単なる展示施設ではなく、来館者が自ら思索する場となることを目的している。「展示空間」「学習空間」「思索空間」の3つの空間を回廊で結び、「玄関の庭」「露地の庭」「水鏡の庭」の3つの庭によって構成される。設計者の谷口吉生氏は、この建築で2020年に第33回村野藤吾賞を受賞した。

施設の方へ:このキャラクターがお気に召しましたら、どうぞご自由にお使いください!(宮沢洋)

まとめページはこちら↓。毎週水曜日に新作を発表していく予定です。