建築キャラ×旅:長野「大田区休養村とうぶ」──大地と宇宙をつなぐ「ツキコ」【アフター・ポストモダン編19】

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文化庁の「建築文化フェロー」である宮沢洋が架空の建築キャラクターで地方都市の建築ツーリズムを勝手に盛り上げる本企画。【アフター・ポストモダン編】では、バブル崩壊以降に竣工した建築を北から南へと応援していく(原則、各県1建築)。第19回は、長野県東御(とうみ)市の「大田区休養村とうぶ」。提案するキャラクターは「ツキコ」。

(イラスト・写真:宮沢洋)

■キャラクター概要
名前:ツキコ
住まい:大田区休養村とうぶ(長野県東御市)
チャームポイント:月のようなシルエットを描く頭の形
性格:都会生まれだけど自然派/ゴリ押しよりもしなやかさ/遠回りが好き/願いごとは月に

■建築データ
名称:大田区休養村とうぶ
所在地:長野県東御市和6733-1
設計:伊東豊雄建築設計事務所
施工:鹿島・冨士工・北信・河津建設JV
竣工年:1998年
特徴・経緯など:浅間山のふもと、長野県東御(とうみ)市にある保養・宿泊施設。東京都大田区が所有する施設だが、大田区民でなくても利用できる。「とうぶ」の名は「旧東部町(とうぶまち)」に由来する。プロポーザルで選ばれた伊東豊雄氏の設計で1998年に完成した。ブーメランのような形の建物は、広場側で300m、道路側で364mの長さがある。ブーメランの内側の芝生広場は、宇宙とつながるストーンサークルを思わせる。1990年代後半の伊東氏は、建築とランドスケープの融合を重視しており、その時代の代表作ともいえる。大浴場は日帰り入浴が可能。

施設の方へ:このキャラクターがお気に召しましたら、どうぞご自由にお使いください!(宮沢洋)

まとめページはこちら↓。毎週水曜日に新作を発表していく予定です。