FMラジオ「J-WAVE」の日曜午前の番組「ACROSS THE SKY」(パーソナリティーは女優のヒョンリさん)の中で、山下PMCの川原秀仁社長が毎週出演しているのをご存じだろうか。出番は午前11時5分頃から約10分間。コーナー名は「LANDSCAPE WONDER」。世界の名建築や現在の建築トレンドについて、クイズ形式で笑いをまじえがら解説する番組だ。今週末を含めて、放送はあと2回。川原さん、こんな面白い番組が終わるなんてもったいない!(聞き手:宮沢洋)

FMラジオ「J-WAVE」の日曜午前の番組「ACROSS THE SKY」(パーソナリティーは女優のヒョンリさん)の中で、山下PMCの川原秀仁社長が毎週出演しているのをご存じだろうか。出番は午前11時5分頃から約10分間。コーナー名は「LANDSCAPE WONDER」。世界の名建築や現在の建築トレンドについて、クイズ形式で笑いをまじえがら解説する番組だ。今週末を含めて、放送はあと2回。川原さん、こんな面白い番組が終わるなんてもったいない!(聞き手:宮沢洋)
Office Bungaの事務所のある東京・池袋駅周辺の良質な建築や挑戦的な建築を紹介していく。
このホテル、我がOffice Bungaの事務所から徒歩2分ほどのところにあり、建設中からずっと気になっていた。設計者は2020年の日本建築学会賞作品賞を受賞した原田真宏、原田麻魚両氏。2人が共同主宰するMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「hotel Siro」の内覧会が、2020年6月20日に行われた。
続きはこちら。
前回のコラム(小説「ノースライト」ドラマ化、住宅設計者の心の底を描く異色のミステリー【建築シネドラ探訪④】)で、「物語のカギとなる住宅のデザインがいまひとつ」と書いた。突っ込みどころがなくて難癖つけているのでは……と思われた方がいるかもしれない。苦労してつくり上げた制作陣にも申し訳ないと思ったが、「住宅を設計する」というストーリーだと、筆者はどうしてもこの映画と比べてしまうのである。韓国映画「建築学概論」だ。
続きはこちら。
建築家・吉村順三が少年時代に描いた絵がイタリアで見つかり、吉村ファン(私を含め)をざわつかせている。以下は、東京新聞2021年1月26日付けの記事からの引用だ。
東京の子どもたちが約100年前に描いた絵や書道の作品166点を収めた2冊のアルバムがイタリアで見つかった。「日本のゴーギャン」と称された日本画家田中一村(いっそん)氏(1908~77年)や皇居・宮殿の基本設計をした建築家吉村順三氏(1908~97年)が、10代前半で手掛けた作品も収録されている。
吉村順三の作品はこれである。モチーフは鈴虫だ。
自粛期間でなかったら、開幕初日に駆け付けたのに…。島根県立美術館で1月22日から「菊竹清訓 山陰と建築」が始まった。報道というものは本来、自分の目で見て咀嚼(そしゃく)して書くのが基本だが、こういう状況なので、お借りした写真で会場の雰囲気をお伝えしたい。
【取材協力:朝日新聞社】
京都国立近代美術館で2021年3月7日まで開催中の「分離派建築会100年 建築は芸術か?」展に合わせて、本展をどう見るか、分離派建築会をどう捉えるか、などを3人の方に話してもらった。2人目に登場いただく津久井五月さんは、大学院まで建築を学んだ後、自身の表現の世界をSF小説に求めた人だ。
コロナ自粛期間中ではあるが、ちょっとほっとするニュースだ。昨年の3月3日から休館していた東京・乃木坂の建築ギャラリー「TOTOギャラリー・間(ま)」(通称ギャラ間)が、明日1月21日から再開する。展覧会名は、「中川エリカ展 JOY in Architecture」。東京在住だといつでも見られる感じだったギャラ間が長く閉じていると、もやもやとした不安を感じてしまう。ギャラ間は建築関係者にとって「光」である。と、再開の報を聞いて思った。
【取材協力:朝日新聞社】
「分離派建築会100年」展が京都国立近代美術館で2021年3月7日まで開催中だ。BUNGA NETではこれに合わせて3人の方にインタビューを行った。今回は建築家・大西麻貴さんの後編をお届けする(前編は「堀口捨己の「紫烟荘」は学生時代からずっと好き!」)。
池袋にある丹下健三の建築は何でしょう? 分かった人も分からなかった人も、息抜きに読んでみてください。メディアの垣根を越えた「JBpress」での「池袋建築巡礼」の第2回です。(当サイトでの掲載は2020年3月12日)
プランテックアソシエイツ代表取締役会長兼社長(当時)で建築家の大江匡(ただす)氏が急逝してもうすぐ1年がたつ。亡くなったのは2020年1月31日。享年65歳。訃報を聞いたときには、あまりに突然のことに本当にびっくりした。亡くなってから1年の間に、大江氏が設計した建築(特に初期のもの)を訪ねて回った。1周忌を前にそのいくつかをリポートしたい。最初に取り上げるのは、私(宮沢)が大江建築の中で最も好きな「山口蓬春記念館」(1991年、神奈川県葉山町)だ。
【取材協力:朝日新聞社】
京都国立近代美術館で2021年3月7日まで開催中の「分離派建築会100年 建築は芸術か?」展に合わせて、本展をどう見るか、分離派建築会をどう捉えるか、などを3人の方に話してもらった。トップバッターは建築家の大西麻貴さんだ。
【取材協力:朝日新聞社】
京都国立近代美術館で「分離派建築会100年展 建築は芸術か?」が1月6日に開幕する(主催:京都国立近代美術館、朝日新聞社)。前日の5日午後に行われた報道内覧会の様子をリポートする。会期は3月7日までの2カ月間。コロナ第3波の拡大で先が読みにくい状況だが、今のところ事前予約の必要はなく、当日行けば入れる。
明けましておめでとうございます。日曜日には少し早いですが、元旦・祝日ということで、2021年の“書き初め”はこのコラムにしました。お題は、2020年に宮沢が見た建築のお薦めベスト5です。
2020年は独立1年目ということで、時代遅れの人にならないよう、かなり意識的に新作を見に行った(緊急事態宣言期間を除く)。本コラムではその中から、宮沢が「建築関係者・建築好きならばこれは必ず見るべき」とイチオシする建築(推しケン)のベスト5を挙げたい。ベスト5の中では順番がつけづらいので、見た順に紹介する。
東京・上野にある3つの国立ミュージアムで、「日本のたてもの」と題した連携展覧会が行われている。3つの施設「国立科学博物館 」「東京国立博物館・表慶館」「国立近現代建築資料館」は会期が微妙にずれており、最注目で最後の登場となった「東京国立博物館・表慶館」の「古代から近世、日本建築の成り立ち」が12月24日に開幕した。3施設は徒歩20分圏内。 1月8日までは3つの展覧会が1日で回れる。ただし、始まるや否や3施設とも年末休館に入ってしまったので、“3展一気見”ができるのは、1月5日(火)〜8日(金)の4日間のみだ。
新横浜市庁舎(設計:竹中工務店、デザイン監修:槇文彦)の完成により村野藤吾(1891~1984年)設計の旧横浜市庁舎は、惜しまれながらも今年6月、その歴史に幕を下ろした。一部を残して解体することが決まっている旧市庁舎の見学会が12月18日、19日に行われた。東京工業大学修士課程に在籍する加藤千佳さんが見学会に参加し、今後予定されている保存活用を含めてリポートする。(ここまでBUNGA NET)
既報のとおり、現・葛西臨海水族園の「活用」を要望した陳情が東京都議会で「採択」され、それを受けて日本建築家協会(JIA)が「新設水族園の入り口としての活用」を求める提案を公表した。(詳細はこちらの記事を→葛西臨海水族園「陳情採択」受けJIAが現実路線へ、水槽にこだわらず「ゲート」に)
2019年に単行本が出版され、ミステリー好きの間で大きな話題を呼んだ横山秀夫氏の小説「ノースライト」がドラマ化された。NHK総合で12月12日(土)午後9時から前編が放送され、12月19日(土)午後9時から後編が放送される。この連載がスタートしたことを祝うかのようなタイミング。「建築士」が主役、「住宅」と「設計事務所」が舞台の濃厚建築ストーリーだ。
葛西臨海水族園の保存活用問題がこんなに“前進”していたことを、この会見に出るまで知らなった。日本建築家協会(JIA)が12月17日に東京都庁記者クラブで開いた会見だ。
東京工業大学の大岡山キャンパス正門入り口付近に、隈研吾氏の設計による国際交流のランドマーク「Hisao & Hiroko Taki Plaza(Taki Plaza)」が完成し、12月12日午後に竣工式が開催された。本格使用は来春(2021年4月)からだが、ひと足先に現状をリポートする。
「建築シネドラ探訪」の第3回が「LIFULL HOME’S PRESS(ライフルホームズプレス)」で公開されているので、ぜひ!(宮沢洋)
この映画を試写会で見たとき(2017年)、巨匠 ル・コルビュジエのパンツ一丁姿が強烈過ぎて、正直、内容が頭に入らなかった。女性建築家の草分けであるアイリーン・グレイとはどんな人物だったのか、映画監督は何を伝えたかったのか、今回は何度も巻き戻しながらじっくり見てみた。
正直、これほどびっくりする建築とは思っていなかった。リノベーションに関わる人ならば一度は見る価値ありとお薦めする。今週末、12月12日(土)に開業を迎える群馬県前橋市の「白井屋ホテル」を、矢村功代表の案内でひと足先に見学させてもらった。
「池袋建築巡礼」が面白いということで、メディアの垣根を越えてビジネス系サイト「JBpress」で連載がスタートした。「建築シネドラ探訪」(@LIFULL HOME’S PRES)に続く、一般メディア進出。パチパチパチ。こんなニッチなコラムを広く読んでもらえるのはうれしい限り。実は、この記事はBUNGA NETが正式オープンする前に上げた記事(2020年3月7日公開)なので、まだ読んでいなかった、という人はこの機会にぜひ。(宮沢洋)
Office Bungaの事務所のある東京・池袋駅周辺の良質な建築や挑戦的な建築を紹介していきたい。最初に取り上げるのは、池袋西口から徒歩5分(我々の事務所からは徒歩1分)、駅前通りと立教通りの分かれ道に立つ「池袋二又(ふたまた)交番」だ。
続きはこちらへ。
世界で最も影響力のある建築専門誌の1つ、イタリアの『ドムス』で、日本の安藤忠雄氏が2021年の1年間、ゲスト編集長を務めることが発表された。先ほど、12月3日18時(日本時間)にFacebookおよびInstagramで、就任発表がライブストリーミングされた。
「池袋」「フランク・ロイド・ライト」といったら、思い浮かぶのは「自由学園明日館」(1921年、国指定重要文化財)だろう。我がOffice Bungaの事務所から徒歩十数分の住宅街にある“池袋の宝”だ。その南東側にライト風のオフィスビルがあるのをご存じだろうか。自由学園の講堂(設計:遠藤新)ではない。それは南西側。明日館を背にして左手の方にある3階建てのオフィスビルが今回の巡礼地だ。婦人之友社の本社ビルである。
【取材協力:スペイン大使館経済商務部】
インターネット上でスペインの最新のインテリア製品を見られる「バーチャル展示会」が開催されている。ICEXスペイン貿易投資庁と駐日スペイン大使館経済商務部が主催するもので、8社が参加。ブラウザベースで、VRゴーグルなどは不要。いつでもどこでも展示会を訪れることができる。梓設計がコンセプト立案から展示デザイン、バーチャル空間の設計までのすべてを手掛けた。