越境連載「クイズ名建築のつくり方」18:異色の筒状タワー、「京都タワー」はどうつくった?

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 パリのエッフェル塔と同様、建設時には激しいバッシングにさらされた京都タワー。展望室を支える塔体のデザインは、中が見えない白い筒だ。60年たった今では見慣れた風景となったが、当時、どんな意図でこうしたのだろうか。

’(イラスト:宮沢洋)

Q.京都タワーの塔体はどうして中が見えない?

(1)見た目を重視して鉄骨架構のまわりにALC(軽量気泡コンクリート)板を張った
(2)鉄の量を減らすため、鉄の板をつなぎ合わせてモノコック構造とした
(3)仕上げ兼用の曲面型枠を用いて鉄筋コンクリート造でつくった

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