越境連載「クイズ名建築のつくり方」20:藤村記念堂が戦後すぐに実現できた理由は?

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 1949年に第1回の「日本建築学会賞作品賞」を受賞した「藤村記念堂」。完成したのは終戦から2年後の1947年だ。設計者は谷口吉郎。2014年末に亡くなった谷口吉生氏の父親だ。シンプルだが奥深いこの建築は、かつての日本で“普通”だったやり方でつくられた。

Q.終戦から間もない時期に建物をどうやって完成させた?
(1)すべてを地域住民による施工でつくった
(2)不要になった別の建物を移築し、アップサイクルした
(3)戦前から戦中に中断を挟みながら10年以上かけてつくった

(イラスト:宮沢洋)

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