「灯台下暗し」とはまさにその通りで、私(宮沢洋)は池袋にこんな“世界唯一”があるとは今まで知らなった。池袋西口のシンボル、「東京芸術劇場」(1990年竣工、設計:芦原義信)の大ホールにあるパイプオルガンのことだ。いや、 […]
2021年6月
「タワー6兄弟」という言葉をご存じだろうか。「塔博士」とも呼ばれ、早稲田大学教授で構造エンジニアの内藤多仲(たちゅう)氏が設計の中心になった6つのタワーのことを言う。長男は「東京タワー」を想像してしまうが、そうではない […]
非英語圏の映画として初のアカデミー賞「作品賞」受賞。65年ぶりのアカデミー作品賞・カンヌ最高賞ダブル受賞──。そんなニュース報道で、ほとんどの人がタイトルとあらすじは知っているであろう韓国映画「パラサイト 半地下の家族 […]
前回は1964年の東京五輪が残した“レガシー”ともいうべき建築群について語った。現代に戻って、今回の五輪施設はどうか。 続きは日経ビジネス電子版で(こちら)。
「隈研吾の建築の集積地」と聞いたら、多くの人が思い浮かべるのは高知県の梼原町(前々回紹介)か、栃木県の那須周辺(前回紹介)だろう。今回は、それらの背中を猛追し、追い抜かんとしている茨城県境(さかい)町を紹介する。 続 […]
前東京五輪の水泳競技会場として建設された国立代々木競技場(1964年竣工、当時の名称は国立屋内総合競技場)が、国の重要文化財となることが内定した。今年5月21日、文化審議会(佐藤信会長)が同施設を重要文 化財に指定する […]
施工段階でリポート(こちらの記事)を書いた信濃美術館建て替え工事が「長野県立美術館」となって4月に開館。6月19日(土)から、設計者である宮崎浩氏(プランツアソシエイツ代表)の設計手法を紹介する展覧会「長野県立美術館メ […]
今回の五輪のために新設された大規模施設は、前回紹介した「国立競技場」のほかに3つある。これらはいずれも屋根で覆われた全天候型の競技施設で、関係者の間では「3大アリーナ」とも呼ばれている。 続きは日経ビジネス電子版で( […]
五輪は「スポーツの祭典」であると同時に「建築の祭典」でもある──。2013年9月にオリンピック・パラリンピックの東京開催が決まったときには、そんな書き出しで熱い開幕リポートが書けると信じていた。過去を振り返れば、五輪に […]
コロナ禍での自粛期間が長い中、コロナ禍が明けて、国内旅行を計画するなら、建築を巡る旅はいかがだろうか? 6月18日から東京国立近代美術館で始まる「隈研吾展」を前に、書籍『隈研吾建築図鑑』の取材メモから、3つの“隈研吾ツ […]