週刊折り紙建築クイズ51:異例の白紙撤回の後に完成したこのスタジアムは?

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ヒント:「オリンピックが延期になるならゆっくりつくればよかったのに…」は言いっこなしです。

(制作・撮影:五十嵐暁浩、以下も)

答え
建築名称:新国立競技場
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
竣工年:2019年(令和元年)
設計者:大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
規模など:地下2階・地上5階・塔屋1階、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・木造、延べ面積19万2049.94㎡

(写真:宮沢洋)

建築のポイント:「杜のスタジアム」というコンセプトのこの建築は、大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体により設計されました。この設計はご存知の通り前設計の白紙撤回を受けて競技設計からやり直されたものです。予定通りに完成しオリンピックの日程に間に合いましたが、今度は新型コロナウイルスによるパンデミックによりオリンピック自体が2021年に延期されてしまいした。

折り紙建築の制作ポイント:最初の建築(ザハ・ハディッド案)をつくって安心していたところ、段々雲行きが悪くなってきて、とうとう両方ともつくることになりました。この二つは概ねのスケールを合わせていますので、大きさを比較することができます。(五十嵐暁浩)

「週刊折り紙建築クイズ」では、国内の近現代建築の名作を竣工年順に紹介していきます。掲載は毎週水曜。折り紙建築の制作、写真撮影、解説文のいずれも五十嵐暁浩さんです。次回はついに最終回!

五十嵐暁浩。1962年新潟県生まれ。一級建築士。木原隆明氏に師事し、折り紙建築の創作活動を行っている。著書に『3Dグリーティングカード (レディブティックシリーズno.4670)』(2018年、ブティック社)。五十嵐氏のインタビュー記事はこちら(イラスト:宮沢洋)

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