建築の愛し方21:「ブラタモリ」でやり残した“人知”の面白さを「すこぶるアガるビル」では前面に──NHKエデュケーショナル・相部任宏氏

 2024年は“建築文化の民主化元年”だ、という話をあちこちでしている。2月に第1回「みんなの建築大賞」が発表となり、5月に第1回「東京建築祭」が開催された。筆者(宮沢)はどちらにも関わっているが、それぞれは別のところで […]

建築の愛し方20:「東京では絶対に無理だと思っていた」─ 倉方俊輔氏が「東京建築祭」の旗振り役を引き受けた訳

「東京建築祭」のガイドツアーの抽選に当たった方、おめでとうございます。当たらなかった方も、事前予約のいらない「特別公開」が16施設(4月28日時点)もあります。そして、ガイドツアー限定の施設にも「ボランティアスタッフ」と […]

建築の愛し方18:「名古屋渋ビル手帖」最新号発売、今後も「そこにビルがある限り」──謡口志保氏と寺嶋梨里氏

 「中産連ビル」の記事の最後で「取材に行きます」と予告していた「名古屋渋ビル研究会」に、約束どおり話を聞きに行ってきた。  研究会といってもメンバーは2人。謡口(うたぐち)志保氏と寺嶋梨里氏だ。たった2人?とあなどるなか […]

建築の愛し方17:元・設計事務所主宰者が描く「学べる度、教科書級」の建築実務系漫画、待望の第2巻──鬼ノ仁氏

 今回の「建築の愛し方」は、前振りもなく、いきなりインタビューに入りたい。たぶん、その方が興味の扉が次々に開かれていって面白いと思うので。 ──まずは、『一級建築士 矩子(かなこ)の設計思考』第2巻発刊、おめでとうござい […]

建築の愛し方15:坂倉準三の知る人ぞ知る名作「中産連ビル」、SNSで発信しているのは私です──総務企画部・小寺栞氏

 インスタグラムで「中産連ビル」が発信している、と気づいたのは半年ほど前だっただろうか。  なぜ気づいたかというと、私(宮沢)がインスタグラムに上げたイラストを中産連ビルが「いいね」してくれたからだ。え?と思って中産連ビ […]

建築の愛し方14:美術館の改修中に『課長の工事通信』を発信、天井改修だってこんなに面白い!─山本大輔氏(後編)

 発信型(エンジョイ型?)のニュータイプの行政マン、山本大輔氏(島根県東部県民センター建築課長)の後編である。  「展覧会(島根県立美術館での菊竹清訓展)が終わった後、今の職場へ異動が決まり、引き続き美術館の天井改修を担 […]