越境連載「愛の名住宅図鑑」03:「駒井家住宅」(1927年)にはインテリ層の琴線に触れるヴォーリズの“隠し味”があった

Pocket

 この連載のタイトルにある「愛の~」という形容詞が最も似合う建築家の1人が、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964年)ではないか。

 「駒井家住宅(駒井卓・静江記念館)」は、ヴォーリズ率いるヴォーリズ建築事務所の設計で1927年(昭和2年)、京都市左京区北白川に完成した。2002年に、土地と建物が公益財団法人日本ナショナルトラストに寄贈され、曜日を限定して一般公開されている。

(イラスト:宮沢洋)

 続きはこちら