愛の名住宅図鑑06 :片山東熊の「旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)」(1909年)、歴史上最も不名誉な住宅と男女平等

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 これまでは明治維新以降の日本の住宅・建築に影響を与えた外国人建築家を紹介してきた。今回からいよいよ日本人建築家を取り上げる。

 “日本人建築家第一世代”の代表として最初に取り上げたいのは片山東熊(とうくま 1854~1917年)だ。訪ねる“名住宅”は、片山が55歳となる1909年(明治42年)に完成した旧東宮御所(現在の迎賓館赤坂離宮)である。

(イラスト:宮沢洋)

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