越境連載「建築シネドラ探訪」22:松坂桃李が演じる車いす建築家がリアル。恋愛より気づきのドラマ「パーフェクトワールド」

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 以前、このコラムで田村正和、木村拓哉、宮沢りえが三角関係を演じるドラマ「協奏曲」を取り上げた。そのとき、「このドラマはもし『恋の駆け引き』がなかったとしたら、『建築家の師弟のドラマ』として、かなりのリアリティー感を持って記憶されただろう」と書いた。今回取り上げる「パーフェクトワールド」もそれと同様、「もう少し恋の駆け引きが薄目だったら…」と思わずにいられないドラマである。

(イラスト:宮沢洋)

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