世界で最も影響力のある建築専門誌の1つ、イタリアの『ドムス』で、日本の安藤忠雄氏が2021年の1年間、ゲスト編集長を務めることが発表された。先ほど、12月3日18時(日本時間)にFacebookおよびInstagramで、就任発表がライブストリーミングされた。
『ドムス』は1928年にジオポンティによって創刊され、2028年に創刊100周年を迎える。100年を祝う企画として「10x10x10」と題し、10人の建築家が1年に10号ずつ10年間、ゲスト編集長を務めることを決め、すでに2018年からこれをスタートしている。
トップバッターとなる2018年はミケーレ・デ・ルッキ(イタリア)、2人目の2019年はヴィニー・マース(MVRDV、オランダ)、3人目の2020年はデビッド・チッパーフィールド(英国)だった。安藤氏は4人目で、アジアの建築家では初。
イタリア語の全く分からない私(宮沢)がなぜこの発表をライブストリーミングで見たかというと、この企画に少しだけ関わっているからだ。今日の発表では触れられていなかったので、安藤編集長による第1号(2021年1月発行)をお楽しみに。(宮沢洋)