越境連載「隈研吾の大ブレイクを読み解く」03:じわりと依頼主の信頼を得る隈研吾の高度なコミュ力

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 高知県に“隈研吾の聖地”ともいうべき町がある。愛媛県との境界にある「梼原(ゆすはら町)」だ。この町は、隈研吾氏のコミュケーション能力の高さを象徴する町である。本連載の第1回で、隈氏はバブル崩壊から10年間、地方の仕事ばかりしていたと書いた。梼原町はその時代に関係を持った地方自治体の1つだ。隈氏は2000年に栃木県の2つの建築(那珂川町馬頭広重美術館と石の美術館)で“復活”を果たすが、その約10年後、2度目のブレイクの舞台となったのがこの梼原町でのプロジェクト群だった。

(イラスト:宮沢洋)

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