文化庁の協力も得て「みんなの建築大賞」まもなく開催、X(旧ツイッター)での投票は1月29日から!

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 一般参加で前年の建築のベスト1を選ぶ新たなアワード、「みんなの建築大賞」がいよいよ今月末に実施される。本日、文化庁がこの賞の主旨に賛同し、賞の実施に協力することが発表された。

文化庁の報道発表はこちら→https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93988001.html

 文化庁は賞の広報と、2月15日に行われる大賞授与式(@国立近現代建築資料館)に協力する。

投票は1月29日(月)~2月11日(日)

 「みんなの建築大賞」は以下のようなプロセスで進められる。

 まず、伝える立場のプロ約30人(みんなの建築大賞推薦委員会、委員長は五十嵐太郎氏)が、2023年中に完成もしくは雑誌発表された建築の中から「世の中に向けて熱く伝えたい建築」10件を選び、これを「この建築がすごいベスト10」として公表。

 その10件をX(旧ツイッター)上に掲載し、一般投票(♡の数)により、ベスト1「みんなの建築大賞」を選ぶ。投票期間は1月29日(月)0:00から2月11日(日)23:59まで。

Xのアカウントはこちら→ https://twitter.com/minnanokenchiku

 大賞(ベスト1)受賞者は2月15日(木)に東京・湯島の国立近現代建築資料館で行う大賞授与式で発表する。

 事務局はBUNGA NETTECTURE MAGが務める。

 なぜ新しいアワードなのか──。以下は創設の主旨。

 「既存の建築賞は、建築界の権威付けにはなっても、一般の人に全く伝わっていない。世界に誇る魅力的な建築の数々を一般の人に知ってもらう機会を逸し続けている(建築文化への理解が高まらない一因である)。そこで、メディアを介して確実に一般に発信され、またSNSによって選考過程自体が自然拡散される新たな賞を新設する」

 推薦委員会のメンバーや、同委員会での10選の選定方法を知りたい方は下記の記事を。(宮沢洋)

Xの「みんなの建築大賞」のアカウントはこちら→ https://twitter.com/minnanokenchiku