越境連載「イラスト名建築ぶらり旅」12:曲線の魔術師はキャデラックにひらめき?──米子市公会堂

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 “世界のTANGE(丹下健三)”“世界のANDO(安藤忠雄)”というように、日本には世界で活躍する建築家がたくさんいる。そんな中にあって村野藤吾(むらのとうご、1891~1984年)は、“世界の”という冠のつかない日本ベースの建築家だ。しかし、その卓越したデザインセンスは、日本の建築史上指折りであると誰もが認める。今回はその村野藤吾が、脂の乗った60代後半に設計した「米子市公会堂」を訪ねた。

(イラスト:宮沢洋)

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