祝1周年!BUNGA NET「読まれた記事」ベスト10

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 2020年4月1日に正式スタートしたこの「BUNGA NET」。「小さな組織のWebサイトは更新が続かない」と忠告を受けつつも、生来のミーハー気質がそんな「Webあるある」に打ち勝ち、昨年4月~今年3月で計164本の記事を投稿した(外部寄稿者の投稿も含む)。

 1周年の区切りとして、1年間で読まれた記事(ページビュー数、いわゆるPV)ベスト10を発表する。世の中のサイトにはページビュー数を増やすために、ページ割りを細かくするサイトが少なくないが、BUNGA NETは長い記事でも1ページ(だから読みやすいでしょう?)。ページビュー順=実際に読まれた順である。

 10位から1つずつ上がるのはまどろっこしいので、1位からにしよう。なお、記事内に挿入したグーグルマップが、仕様変更により表示できなくなっているので、ご容赦いただきたい。

〈1位〉
東工大に隈研吾氏の丘状建築「Taki Plaza」竣工、さらに高まる建築濃度を写真ルポ
2020年12月14日

(写真:宮沢洋、以下も)

 コロナで大学に行くことができない東京工業大学の学生やOBたちに拡散されたと思われる。ぶっちぎりの1位だった。

〈2位〉
衝撃の迷宮的吹き抜け、藤本壮介流リノベーション「白井屋ホテル」を見た!
2020年12月7日

 建築専門メディアが取り上げる前に、いち早く詳細をリポート。想像していたよりもすごかったので、その興奮が伝わる記事。

〈3位〉
隈建築が茨城県で続々完成、「茶蔵」「さかいサンド」など境町の5件全部見た!
2020年9月30日

 これも建築専門メディアは取り上げない(というか取り上げているとキリがない?)隈建築の新たな聖地のリポート。

〈4位〉
【速報!】池袋建築巡礼03:学会賞建築家によるこだわりホテル、「hotel Siro」が面白い
2020年6月20日

 BUNGAのオフィスから徒歩2分。「他メディアに負けるわけにはいかない」と、内覧会がまだ終わらないうちにリポートをアップ。

〈5位〉
速報!初の超高層本格増築「三角広場」お披露目、ビフォー・アフターを写真で比較
2020年6月30日

 大手も含めてメディアがたくさん来ていた内覧会だが、これも、どこよりも早かったはず。なぜなら、先に工事前の写真を借りて記事をほぼつくっておいたから。

〈6位〉
世界のウィズ・コロナ@ブラジル01:EU諸国がすっぽり2つ入ってしまう国で起こっているコロナのホントの話

(写真:藤井勇人)

 ブラジル在住11年の藤井勇人さん(隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長)のコロナリポート。プロもびっくりの文章&伝え方のうまさ。

〈7位〉
「ザ・リッツ・カールトン日光」は銅板とスギ! レーモンドのスギ皮張り別荘も必見
2020年7月21日

 日建設計の新作ホテルと、アントニン・レーモンドの知る人ぞ知る名作「旧イタリア大使館別荘」を併せてリポート。どちらが読まれたのか?

〈8位〉
恐るべき数学的構図!イタリアで発見された吉村順三少年時代の作品を解説
2021年2月1日

(解説図:宮沢洋)

 この記事が広く読まれたのはとてもうれしい。解説図を描いてみて、あまりにも想像通りに描けたので自分でもびっくりした。順三少年恐るべし。

〈9位〉
豪雨浸水から9カ月、「ホキ美術館」が機械室を地上に移し8月1日再開
2020年8月3日

 こういうのは大手メディアが書くべき話題だと思うのだが、何があったのか、どうなったのかを知りたくて見に行った。意外に実務情報かも。

〈10位〉
世界のウィズ・コロナ@ブラジル02:ブラジル人流コロナとの付き合い方―身近な6つの変化
2020年7月28日

(写真:藤井勇人)

 ブラジルの藤井勇人さんのコロナリポート2本目。年間164本書いて、トップ10のうちの2本を藤井さんに取られた。藤井さんには頭が上がりません。ぜひ1年後のリポートを!

 ということで、読まれた記事ベスト10は、やはりプロジェクトネタが多くなった。BUNGA NETらしさはむしろこちらの第2弾(↓)かも。ぜひお読みください。(宮沢洋)

読んで損なし!これぞBUNGA NET的独自ニュース(自薦)・ベスト10(2021年4月1日公開)