こんなタイトルを見たら、それが京都であっても行かないわけにはいかないではないか。「村野藤吾と長谷川堯―その交友と対話の軌跡」。京都工芸繊維大学美術工芸資料館で3月22日から始まった展覧会だ。
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「なんていいやつなんだ。友達になりたい」。わずか10分ほどの会見でそう思わせてしまう外国人建築家は珍しい。トーマス・へザウィック、1970年生まれ、今年53歳。「いいやつ」と書いたのは、自分(宮沢)よりも年下だからだ。 […]
「今回も攻めてるなあ…」。それが率直な感想だ。東京・日本橋の「高島屋史料館TOKYO」で3月4日から始まる企画展「モールの想像力-ショッピングモールはユートピアだ」。その内覧会が前日3月3日午後に行われた。いつもの記事 […]
昨年末に亡くなった磯崎新氏の代表作である「水戸芸術館」(水戸市)で「磯崎新―水戸芸術館を創る―」が3月1日から始まった。古巣の『日経アーキテクチュア』2月23日号で磯崎新特集を担当した筆者(宮沢)は、自分の中の磯崎新再 […]
“出遅れ巻き返し”の注目展リポート最終回(第4弾)は、最も行きたかった「みんなの建築をつくる-東京都葛西臨海水族園と広島市環境局中工場-」だ。金沢市の「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」で2022年12月25日 […]
遅ればせながらの展覧会リポート第3弾は、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催中の「How is Life?――地球と生きるためのデザイン」である。これは本当に遅ればせながらのリポートで、展覧会は昨年10月21日か […]
こんな豪華な建築家の並びは珍しいのではないかと思い、イベントの触りだけ紹介する。いや、「自慢する」が正しいか……。1月21日(土)の夜に東京都庭園美術館で行われた公開座談会、「スカイハウス再読、菊竹清訓氏を語る」だ。こ […]
遅ればせながらの注目展リポート第二弾は、東京都現代美術館で2022年12月21日から始まった「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」だ。「建築展」ではないが、建築関係者ならば絶対に行っておくべき展覧会だと思う。フ […]
国立近現代建築資料館の春日通りを挟んだ向かい側には湯島天神がある。本当はおみくじでも引いて帰ろうかと思っていたのだが、開催中の「原広司展」を見たら「考えずに委ねるが吉」というフレーズが頭に降りてきて、お参りした気分にな […]
妹島和世「館長」率いる東京都庭園美術館の無料展「ランドスケープをつくる」の第2回「スカイハウス再読」が12月10日から始まった。筋がね入りの菊竹清訓ファン(にわかではない!)としては、誰かが書く前に書かねばと初日に行っ […]