リレー連載「海外4都・建築見どころ案内」:ブラジル・リオ×藤井勇人氏その3、リオの巨大工場を無理ないコンバージョンでアートの中心地に

藤井勇人氏担当の最後となる今回は、ブラジル・リオデジャネイロで最もホットなアートの中心地を取材してもらった。湾岸再開発エリアに立つかつての工場を、時間をかけて徐々にコンバージョンしている「ベリンギ工場」だ。アーティストや […]

倉方俊輔連載「ポストモダニズムの歴史」08:長谷川逸子と伊東豊雄の距離<4>「第1期の総集編」と伊東自身が位置づけた「笠間の家」

 1977〜81年の建築を特徴づけているのは「表層」である。それ以前には等閑視されてきたこの対象に、多くの建築家が目を向けた。  「表層」とは、どのようなものなのだろう? 1972年に美術批評家の宮川淳は、それが「ほとん […]

連載「よくみる、小さな風景」06:「コモンズ」の視点から「小さな風景」を捉え直す──乾久美子+Inui Architects

建築家の乾久美子氏と事務所スタッフが輪番で執筆する本連載。連載折り返し地点となる第6回のテーマは「コモンズ(共有財)」。スタッフの米山剛平氏と福嶋海仁氏による「対談形式」の新趣向で進めます。結論を先に書くと、「コモンズの […]

化粧/装飾【番外編】:伊藤博之氏設計「天神町place」、最後の一筆の「装飾」が生み出した建築──山梨知彦連載「建築の誕生」06

 前回は、建築デザインの世界ではあまり議論されてこなかった「化粧と装飾」に焦点を当て、その「化粧や装飾」こそが、実は新しい建築デザインを生み出す上で今後大きなテーマになるのではないか、との思いを書かせていただいた。そして […]