「コロナ後に建築はどう変わるか?」「建築実務者に求められる新たな資質は?」──。そんな議論も盛り上がりつつあるが、残念ながら、医学的知識も実際の設計経験もない私(宮沢洋)には、そんな難しい未来予測はできそうにない。これ […]
都市
ブラジリアルポの最終回となる今回は、“飛行機の翼”よりも西側を巡る。ブラジリアを訪れる日本人観光客も、西側にあるニーマイヤー建築を見て回る人は少ないようで、旅の情報としては今回が一番貴重かもしれない。 最初にリポート […]
いよいよ「ブラジリア大聖堂」(カテドラル・メトロポリターナ)である。オスカー・ニーマイヤーが好きな人に「ブラジリアで見たいものは?」と聞いたら、まず頭に浮かぶのはこれではないか。
建築家の大江宏の設計で1972年に完成した「東京讃岐会館(東京さぬき倶楽部)」が、4月30日に閉館した。閉館は当初、今年8月31日の予定だったが、コロナ自粛による利用者減のため、4カ月前倒しの閉館となった。
この写真、何の施設かお分かりになるだろうか。オスカー・ニーマイヤーがブラジリアの三権広場近くに設計した建築である。 大抵の人は美術館か博物館だと思うだろう。質問するからにはそうではない。答えは、ブラジル外務省庁舎だ。 […]
建築好きの人は、旅に出たくてうずうずしていることだろう。筆者もその1人だが、今は「まだ見ぬ建築」に思いを巡らせ、その日の旅程を描く熟成期間だ。筆者と同じ思いの人のために、おそらく実物を見た人は少ないであろうブラジルの建 […]
自粛期間向け・短期集中連載「建築系雑誌読み比べ!」の第2回である。今回レビューするのは「新建築」「GA JAPAN」「商店建築」の3冊。いずれも、建築専門誌の王道とも言える「新作紹介」のメディアだ。
4月になったら取材しようと思っていたネタが、ことごとく延期になってしまった。こういうときは、献本いただいた近刊の一気読みでもしようか。と思ったものの、相棒の磯達雄がとんでもない読書家なので、磯を差しおいて書評を書く勇気 […]
※下記記事のクラウドファンディングは、開始からわずか50時間で目標の130万円を達成しました。目標金額を改めて250万円に設定し直し、当初から計画していた3冊目の本「酒井一光論考集(仮)」の出版資金とするとのこと。下記記 […]
渋谷駅周辺の再開発による取り壊しのため、東急百貨店東横店が3月31日で営業を終了した。坂倉準三が設計した“渋谷駅建築群”はすべて姿を消す。