これもニューノーマル? YKK APの非売品「レスタッチ」は侮れない!

 ある取材でYKK APを訪れ、帰りにこれをもらった。

(写真:宮沢洋、以下も同じ)

 非接触ドアオープナー「レスタッチ」。現在のところ、非売品だ。6月19日から始まった新商品WEB展示会のアンケート(こちら)に答えるともらえる。10月16日まで「毎週200名様」とあるので、かなりの確率でもらえると思う。

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世界のウィズ・コロナ/アフター・コロナ@シンガポール03:管理不足で野生化する都市に“本来の自然”を見る

シンガポールにおける「コロナ」以降の建築実務の変化を、同国在住20年の葛西玲子氏にリポートしてもらう3回目。最終回となる今回は、シンガポールの「都市」の今後を、身近な経験をもとに展望してもらった。(ここまでBUNGA NET)

次回のベネチア建築ビエンナーレ・シンガポールパビリオン展示プロポザール(資料:Salad Dressing)
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日曜コラム洋々亭07:今日の「情熱大陸」は藤森照信氏!その前に知ってほしい“キワ”のすごさ

 本日6月21日(日)午後11時より、TBSの人気番組「情熱大陸」にて、「藤森照信/まるでジブリの世界!?自然と調和し共存する、独創的な建築」が放送される。「ようやく来たか!」という感じである。

ラコリーナ近江八幡の「草屋根」(写真:長井美暁)
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【速報!】池袋建築巡礼03:学会賞建築家によるこだわりホテル、「hotel Siro」が面白い

 このホテル、我がOffice Bungaの事務所から徒歩2分ほどのところにあり、建設中からずっと気になっていた。設計者は2020年の日本建築学会賞作品賞を受賞した原田真宏、原田麻魚両氏。2人が共同主宰するMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「hotel Siro」の内覧会が、6月20日(土)13時~17時に行われた(正確には、まだ行われている)。

(写真:宮沢洋もしくは磯達雄、以下も同じ)
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東京・立川の複合文化施設「PLAY!」、MUSEUMに続いてPARKも本日オープン

 東京・立川北口の新しい複合施設「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」内に、絵と言葉をテーマにした美術館「PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)」が6月10日にオープン。もうひとつの核となる親子の遊び場「PLAY! PARK(プレイパーク)」も本日6月19日にオープンした。いずれも手塚建築研究所が内装設計を手掛けている。

(写真:長井美暁、以下も)
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世界のウィズ・コロナ/アフター・コロナ@シンガポール02:オンライン化で縮まる距離、多国籍化がますます加速?

シンガポールにおける「コロナ」以降の建築実務の変化を、同国在住20年の葛西玲子氏に寄稿してもらった。第2回のテーマは「在宅勤務(テレワーク)」。同国の最新の調査では、国民の90%が「在宅勤務を続けたい」とする結果が出た。(ここまでBUNGA NET)

コロナ渦のなか、発表された“Founder’s memorial”デザインプロポーザルの当選案。隈研吾チームの提案が選ばれた。葛西氏が所属するLPAも参加している(資料:Kengo Kuma & Associates and K2LD Architects)

 初回はコロナ感染が引き金となってシンガポールが現在直面している社会構造を揺るがす深刻な状況に触れた(「出稼ぎ現場作業員の大量感染で明るみに出た“二重構造”」 )。今回は、現在も続く在宅勤務を通じた身近な体験を共有させていただきたい。

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世界のウィズ・コロナ/アフター・コロナ@シンガポール01:出稼ぎ現場作業員の大量感染で明るみに出た“二重構造”

シンガポールで建築実務に20年携わる葛西玲子氏に、同国の「ウィズ・コロナ/アフター・コロナ」について寄稿してもらった。3回にわたり掲載する。まずは、出稼ぎ建設現場作業員をめぐる問題から。(ここまでBUNGA NET)

 6月5日時点で、3万7000人を超える感染者のうち90%が出稼ぎ労働者という圧倒的な数字だ。「いったいわが国で今後、毎年2500人(年間出生数の8%にあたる人数)を、建設現場作業員として育てることは現実的か?」とチャン貿易産業相が問いかける。

通常は観光客でにぎわうセントラルビジネス街。全く人影がないのに明るい(写真: Angkana)
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日曜コラム洋々亭06:あり得ない「タコ滑り台」も説明なしで世界に伝わる(作品25~30)

 最後のテーマは「Monument(モニュメント)」。「エスカレーター」「屋根」と描きやすい建築ネタを続けてしまったので、頭を鍛えるためにもう一度、都市ネタにチャレンジ。

テーマ5:Monument(モニュメント)

Monument01(イラスト:宮沢洋)

 モニュメントということで最初に思い浮かんだ「マーライオン」(シンガポール)と「〇〇小僧」を組み合わせてみた。どちらも遠くに水を放つ。ならば、同じ大きさに巨大化して、向き合わせてみては、というアイデア。ちなみにマーライオンも実際はこんなに大きくはない。

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日曜コラム洋々亭05:あり得ないと言いつつも「あったらいいな」と思う建築たち(作品13~24)

 前の記事ではテーマ2までの12作品を紹介した。3つ目のテーマ「Escalator」に入る。テーマ2の「信号機」が自分には難し過ぎたと反省し、少し建築寄りに振った。

テーマ3:Escalator(エスカレーター)

 

Escalator01(イラスト:宮沢洋)

 誰もがどこかで目にしたことがあるであろう「無限回廊」(ペンローズの階段)をエスカレーターにしてみた。描いてみて分かったのだが、この絵ははっきりとした階段の段差にだまされるのだ。だからスロープのようなエスカレーターにしてしまうと、右側の傾斜がだましにくい! でも、まあ、名画がモチーフなので、絵としてはいい(笑)。

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